Xpiber株式会社は、2015年5月22日(金)、本社研究棟の工事完了にともない、竣工式を執り行いました。


【背景】
平成24年度補正予算事業NEDOイノベーション実用化ベンチャー支援事業の支援を受けて、培養プロセス、精製プロセス、ならびに紡糸プロセスにおける膨大なデータとノウハウが蓄積されました。それらの知見に、これまで蓄積してきた全ての研究開発成果を詰め込んだ次世代型パイロットラインの開発を進めてきました。この次世代型パイロットラインの開発は、平成25年度補正予算事業NEDOイノベーション実用化ベンチャー支援事業に継続支援案件として採択されたものです。これは、PROTOTYPING STUDIOに2013年11月に導入された一連のラインと比較すると圧倒的にコンパクトな設備でありながら、小スケールから大スケール(段階的に生産能力を拡大、最終的な生産能力は年産20トン規模予定)まで幅広い生産規模に対応し、操作性も飛躍的に向上しています。 この次世代型パイロットラインの導入、そして今後の更なる研究開発機能の増強、事業拡大に向けたメンバーの増員に備え、Xpiberは、小島プレス工業株式会社と共同で建設を行い、PROTOTYPING STUDIOに隣接した土地に本棟を建設しました。
【本社研究棟概要】
所在地 山形県鶴岡市覚岸寺字水上234番地1
構造・規模 鉄骨造地上2階
敷地面積 13919.90㎡
延床面積 6547.62㎡
サイズ 幅120m×奥行40m
導入設備 次世代型パイロットライン、研究開発設備、オフィススペース
工期 着工 2014年9月 / 竣工 2015年5月
入居 Xpiber株式会社、Spiber株式会社