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当社が参画したジョロウグモ亜科4種に関する共同研究の成果が、米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Science of the United States of America (PNAS)」にて発表されました

July 28, 2021

当社と慶應義塾大学先端生命科学研究所、理化学研究所、京都大学によるジョロウグモ亜科4種のゲノム決定、およびマルチオミクス解析に関する報告が、2021年7月27日National Academy of Sciences (NAS)のProceedings of the National Academy of Science of the United States of America (PNAS)で発表されました。

本研究では、クモ牽引糸が機能未知のタンパク質を含む十数種類のタンパク質の複合素材であることを確認しました。さらに、新たに発見したタンパク質「SpiCE-NMa1」が、クモ糸タンパク質で作られた材料の力学物性を向上させることを示しました。

当社では引き続き、本研究結果を活用し、構造タンパク質素材の更なる可能性の開拓を目指して、研究開発を推進して参ります。

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