Spiberが研究開発を進める「バイオスフィア・サーキュレーション(生物圏循環)プロジェクト」は、独自の発酵技術の活用により、バイオベースおよび生分解性を有する繊維および農業廃棄物をアップサイクルするためのシステムです。このプロジェクトの最大の目的は、繊維製品のライフサイクル終了後に、当社が開発するBrewed Protein™素材に再生できる繊維製品、そして完全循環型エコシステムの実現を目指し、必要な技術の確立、製品設計ガイドラインの作成、インフラ構築等に向け、長期的な開発に取り組んでいます。
そしてこの度、私たちのビジョンに賛同いただいたゴールドウインとPANGAIAが、本プロジェクトに参画することが決定しました。このコラボレーションは、同システムの研究開発の、そして業界全体での導入の促進を目的としています。
さらに微生物が発酵のために分解できるように設計された製品の製造におけるさまざまな課題を明らかにするために、ゴールドウイン協力のもと、最初のデモプロダクトが作られました。本プロダクトは、6月26日〜28日に英国・ロンドンで開催される「Future Fabrics Expo」で展示される予定です。
当社は、業界全体で限りある資源を有効に活用し、包括的な循環型モデルとインフラを確立させるべく、プロジェクトの推進と合わせ、より多くのブランド、企業の皆様への参画を呼びかけて参ります。
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