“sr-polypeptide-1” and
the first cosmetic product to utilize
Brewed Protein™ fibers
sr-polypeptide-1は、植物由来のバイオマスを原材料に使用した微生物の発酵プロセスにより生産される当社が開発するBrewed Protein素材の一種で、生分解性を有するため最終製品によるマイクロプラスチックの排出による自然環境への影響が課題視されている(*)化粧品開発・製造において、新たなソリューションとなる可能性を秘めています。
![](https://spiber-cms-uat.u5n.jp/wp-content/uploads/2024/12/Sr_Desktop_02.jpg)
2022年11月には、資生堂からBrewed Proteinファイバーを配合したマスカラ製品が発売されました。Brewed Proteinファイバーが化粧品原料として上市されるのは、今回が初めてとなります。
今後、当社は化粧品産業においても同素材を広く普及させていけるよう、初期的には同繊維のマスカラ、またはアイ ブロウ製品への活用を見据えており、中長期的にはマイクロビーズを含めより多様な素材開発を進めて参ります。
*未加工のBrewed Proteinファイバーは、海水、淡水、土壌などさまざまな自然環境下で生分解されることが実証されています。(海水および淡水での試験は、それぞれASTM D6691およびISO 14851に準拠して実施)。これらの試験において、Brewed Proteinファイバーの生分解性は、ポリエステルなどの従来の合成繊維を大きく上回ることが確認されています(海水試験では30日以内で70%以上の生分解を確認)。現在マイクロプラスチックに関しては、科学的に未解明の事柄が多く存在しますが、引き続き、当社では地球規模の課題解決に向けよりインパクトの大きいアプローチを行っていけるよう、最新の学術研究を参考にしながら、柔軟に対応して参ります。